11周年と、親愛なる○○さま。

DECOHAIRは7/5で、11周年を迎えることが出来ました。誠にありがとうございます。
これもお客様、支えて下さる関係者の皆様のおかけでございます。
毎年このときを迎えるにあたり、伝えきれぬ程の感謝が心に満ちてきます。

最近はサービス業は人手不足とどこでも叫ばれており、それは美容師業界も別ではありません。
存続していくために成長して行かなければなりませんし、そのための勉強や教育はもちろんですね。


続けていくことの方が難しい。


今の時代は常に進化していかなければ生き残れないんでないかな。そう感じます。自分の仕事の内容も年々変わっていきます。同じようにお客様を綺麗にすることは変わりませんがより、専門的な仕事やハイクオリティな仕事が増えました。と、言うより誰でも出来る仕事では生き残ってはいけない時代に来ているのかなと。美容師業界はそんな流れを感じます。
先日、非常にお世話になった馴染みの店が閉店しました。オープンをしてからですから気づいたら10年以上のお付き合い。
沢山のお客様や、関係者、元スタッフの子達と共にその場所にお別れをしてきました。

当たり前のようにあるものが無くなる。
自分の時間を埋めていった場所。そこを目指していけば誰かに会えたり、ふっとリラックスできる場所、仲間と集まる場所。思い出の出来事がある場所。それぞれ色んな思いをお持ちの方がいたかと思います。


ボクはその場所で沢山の人と出会ったんだなあと、出逢わせてもらったんだなと最後の日につくづく思いました。
沢山のお客様に惜しまれる。ボクは自分が鋏を置く時、そんな美容師でいられるかなあ、DECOHAIRはそんな美容室になっているかなあ。こんな歳になりますと終わり方。そんなことも頭をよぎります。
沢山のお客様に愛されるお店である為の努力を惜しんではいけないと改めて感じさせられた1夜でした。

11周年、うちのスタイルはもちろんコツコツとお客様の生活を少し彩るお手伝いを出来ればと、技術、接客に。常に向上していくよう努力して参ります。よろしくお願い致します。




P.S
妹のような存在というか、なにか成長も憤りも栄光も苦しい時も、勝手にずっと見守っているように過ごしてきました。会いに行くことはもう出来ませんけど、出会った人達とその思い出を共有する時にはまたそこに存在してください。ボクは大好きでした。ありがとうございました。

親愛なるLascalaさま。

0コメント

  • 1000 / 1000