Sense Of Quiet。

大学在学中にヘアカタやスチール、沢山モデルになってくれた、いくちゃんの卒業式のお支度をさせてもらいました。



着物も、髪飾りも。本人が用意したものです。
考えてみたら、撮影の時はボクがいつもイメージを決めて、全て用意していたものですから。
(当たり前なんですけど)
なにか新鮮でした。




生花の飾りはいつもDECOHAIRがお世話になってる浦和のPlainさんで。着物のイメージにぴったりです。





いやあ。感慨深い。なんと言ったらわからないけど。うん。
こういう節目にお手伝い出来るのが美容師の仕事。
お母さんも来て頂いてうれしかったです。


着付けの仕上がりを待つ間、
キケ・シネシとカルロス・アギーレのボクの大好きな曲が流れてきて、ふっと一瞬、思いにふけりました。


上手く言えないけど、おめでとうとか、ありがとうとか。日本には沢山素晴らしい言葉はある。でもなにか、こう、こういう時って、言葉にするとちっぽけになってしまう感じ。








とにかくこうやって、沢山お世話になっている、このコの大切な時間に携わる事が出来てよかった。








ボクの愛してやまないアルゼンチンのミュージシャンのキケ・シネシが「Sense Of Quiet」の日本での公演後、
母国のライブで、日本での感動の思い出をこう語っています。



“日本人は言葉を用いなくても、心で感じて通ずることが出来る。”と。

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