サービス業におけるテロワールとは。「サシノミ。」vol.8

呑んでは語り、語っては呑む。美容師として、DJはたまた選曲家として。ボクが今会いたいひととサシ呑むコーナー。

前回はこのコーナーが産まれたエピソード0的な事を書かせて頂き。たくさん読みましたとお声をかけられました。ありがとうございます。そんなお声を頼りに書いております。


さてさて今回のお相手とは、少し趣向を変えておりまして。



サシ呑む前に少しお勉強をしたいという事で、同行させて頂きました。



敷き詰められたブドウを踏みしめております今回のお相手は・・・





DJの経歴もお持ち、バーテンダー、リゾート地のラウンジのような落ち着きのある空間を提供する飲食店、武蔵浦和、和浦ダイナー店長テツオさまでございます。






テロワール。ワインをつくるために必要なブドウ。栽培するための気象、土地などの条件をテロワール。



ではサービス業、美容師も含め、飲食店にとってのテロワールとは?良いお店作りのために必要な条件とはなんでしょうか?そんな事をテツオさまの勉強にご同行し、ふとそんな事が浮かびました。





ひと。店をつくる「つくり手」こそ必須条件ではないのか。

ワインのブドウにとって大切なテロワール。つくり手、ひともその条件に入れるべきである。最近ではそういった事を重要視される専門家も多いそう。


まさにサービス業はひと、によって大きく左右される職種。店の環境、土地とは別にひとが大切なのであれば、人材教育をする立場のいわゆるつくり手。
それこそがお店をつくる上の大切な要素なのでしょうか。




セルフブランディング出来るような個が必要。



ワイン展で勉強をし終え、ワインを呑みながらお話をしている中で、やはり育てる大切さを語るテツオさま。
サービス業、強い個、ひとを育てないといけないとおっしゃいます。




「ワインはなにを飲むかが重要じゃない。誰と飲むか。ワインは分かち合うものだ。」


ボクの好きな映画でこんなセリフがございまして、テツオさまと教育や店作りのお話をしている中で頭によぎったセリフ。

熟成させていくワイン。ワインがお店としたら、それをつくるブドウはひと。育てて熟成させていくお店は、信頼する仲間や友と分かち合うもの。分かち合える仲間や後輩をつくること。




沢山の銘柄のブドウよりも、ひとはもっともっと沢山いて、ヴィンテージワインを生み出せる個性を持っている。


テツオさまとサシ呑みながら人材の重要性、個性を育てる側も、熟成していく個でなければならない。それこそがテロワールではないかと感じたワインとテツオさまとの「サシノミ。」でございました。
テツオさまありがとうございました。









今回はいわゆる呑みだけではなくて、テツオさまのお勉強に同行させて頂きました。我々が行ったワイン展の情報は下記に。

今夜あなたが「サシノミ。」したいひとは誰ですか?それでは今回はこのへんで。





テツオさまとワインを「サシノミ。」したお店はこちら。


0コメント

  • 1000 / 1000