「サシノミ。」vol.0 号外

語っては呑み、呑んでは語る。美容師として、はたまたDJ、選曲家として呑みたい人呑むコーナー「サシノミ。」御好評を頂いておりまして。

読みました。おもしろいー、とか、出たいとか、あの感じいいよねー、とか。こういうものは筆者としてはそんなお声がけを頂く事で成り立っているようなものです。
ありがとうございます。


実は今回はこの「サシノミ。」を書いてみよう。そう思ったきっかけのサシ呑みがありまして。


酒を酌み交わしながら、話を聞く。語る。なんか普通にしてるような事ですけど、受け取り側がとても大切に聞けば、どんな人とでも教えられる事がある。


そう感じたサシ呑みがありました。

ボクはその呑みの後、Twitterにもこう記していました。




というわけでそんな「サシノミ。」をした方はこの方。


そうです。肉じゃが・・・いや違う!おカナさま。


La scalaのバイトスタッフ、カナさま。浦和ナカギンザワインバーで、大学生でありながら、尽力されるお姿は行かれた方はどなたもご納得される程のご活躍ぶり。
ワタクシもLa scalaは公私共に大変お世話になっております。


仕事への姿勢は美容師から見ても人材として欲しい程。
モチベーションやメンタリティはどこから来るのか?どんな職業、方向にお進みになるのか?
そんな事を少し聞いてみたいと思っておりました。






「飲食、ワインに携わる職業に進みたいと思っています。」


そうお答えになったカナさま。元々お料理をする事が好き、バイト経験からワイン、料理を活かすお酒との出会い。

好きなものや、興味のある業種への純粋なる志向をとても感じさせるお話を聞かせて下さいました。
なにより飲食業や、ワインに携わるお仕事の方向に進みたいと、沢山悩まれて好きなものに進んでいこうとしているお言葉を聞いて、とても嬉しく感じました。





自分の選んだ職業、純粋に真摯に目指した頃の思いを改めて思い出した。



自分のしたいことが解らない。どんな方向が向いているか解らず、自分の進路に困る若者が多い時代。

モノが溢れ、消費への価値観が激動する時代、様々なマーケットが生まれ、インターネット、SNSでコミュニケーションの仕方が変わっていく中、自分のしたい事を見つけることの難しさ。





「人」が重要な要素を締める職業はより、個に、能力、コンテンツとしての魅力を売れるか。更に深く、そういう時代になっていくでしょう。



今はどんな業界も不景気、人手不足、人材不足と言われています。
好きなモノに携わる仕事が出来るのはとても素晴らしく、モチベーションの保ち方も違うでしょう。
社会に飛び込もうとするカナさまのお話を聞いて、自分の美容師になりたての頃や、スタイリストになりたての頃を思い出しました。

好きなモノに携わる仕事だから夢を持てる。好きだと思った仕事だからこそ。




カナさまは1度来てちゃんと来てみたかったという尊敬する先輩の元でお料理を味わい、勉強されておりました。




そんなカナさまのお姿を見て、髪を切ったり、染めたり、お客様や友人たちをカッコよくしたいとか、カワイクしたいとか。もっととってもシンプルに。とか、

先輩の仕事をじっと見て盗んだり、質問したり、同僚達と接客や店の事を熱く話し合ったり。とか、

もっと直感的に、純粋にあのスタイルカッコイイなーとか、なんだあのカラーデザインはーあの色だせるかなー。とかふっと思い出しました。



目の前の目標や、ちょっと先の目標。目指さなきゃ。好きな事やってるんだし、まだまだ勉強しなくちゃ。そう思わせて頂いた夜でございました。






なにやらその後で移動しまして、サシ呑みじゃなくなった気もしますが、自分がこの美容師に飛び込んだ初心を忘れてはいけないと思わせてくれたカナさまには大変感謝をしております。

そしてどんな仕事をされていく方になるのか。とても楽しみですし素敵なお姿を見てみたいですね。
そしてまたステップアップをしてきっと変わっていくであろうカナさまを応援したいと思いました。



さあそして、大切なお知らせ。そんなカナさまもいよいよラスカーラを卒業です。

1/31(日)にご卒業という事で、是非カナさまのステップアップ。門出をお祝いしてあげてくださいね。



というわけで「サシノミ。」vol.0でございました。
今だから語る、話を聞く。そんな普通のことが大事だなと。
元々ワタクシは口ベタでして、なにか感じたものを伝えれないかなとか、自分で感じた事を忘れないようにと思って書いてみよう。「サシノミ。」の生まれた瞬間であります。



これはちょっと前、とてもカナさまが多忙な時期に少しだけお時間を拝借しての事でした。カナさまありがとうございました。



今夜あなたが「サシノミ。」したいひとは誰ですか?それでは今回はこのへんで。



カナさまが尊敬する料理人がいらっしゃる、今回「サシノミ。」した場所はこちら。


いよいよカナさまが卒業されるお店はこちら。

0コメント

  • 1000 / 1000