今日はお子さんどうされてるんですか?から見る社会。
読んで、ああ。共感というか、納得というか、ボクも接客をしながら聞いたことがある事だったので、ちょっと唸ってしまった記事なのでシェアしておきますね。
美容業界について記事を書いている佐藤友美さんの記事なんですが、「お子さんどうしてますか?」って女性にはよく聞くけど、男性にはあまり聞かないねって話でして。
“深夜までの会食に参加すると、100発50中くらい、泊まりの出張に行くと、100発80中くらい聞かれることがあります。
「今夜、お子さんはどうされているんですか?」って。”
引用元http://satoyumi.com/blog/15666.html
“今夜、お子さんはどうされているんですか?」って聞いて下さる方は、主に女性か、もしくは、ご自身にもお子さんがいらっしゃる男性だということを。
なので、最近、「今夜、お子さんはどうされているんですか?」って男性に聞かれたとき、私も聞いてみるようにしました。”
引用元http://satoyumi.com/blog/15666.html
実はお客様によく聞くことがあるんですよね。小さいお子様をお持ちのお客様に。
「今日はお子さんどうされてるんですか?」
ま、これはちなみに、誰が見てますか?というニュアンスで聞いてます。
小さいお子様のお母さんですから時間もない場合が多いのですが、時間のゆとり、心のゆとり的なものがあるか?という雰囲気を察知するために聞いています。お子さんを預けている状況によってそのお客様の許されている時間なども変わりますからね。
もちろん忘れるわけは無いですけども、美容室ですから。たまには少しちょっとお子さんと離れてリラックスして...なんて慮ったりしますし、こちらからお子さんの話をしなくても、自然とお客様からお子さんのエピソードを聞かせてくれる場合もありますね。
こういった感じで、ボクはそのお客様の状況を察知するために聞くのですが...
”皆さん、「夜、子どもを見るのは、女性のほうだ。それが当然だ」と思ってるんですよね。だから、私が「●●さんのお子さんは、今夜、どうされているんですか?」というと、どうして男の自分にそういうこと聞くんだろうという顔をされます。(そして、勘が働いた方は「あ、ごめんなさい」っておっしゃいます)
この割合は、奥さんが専業主婦の方でも、働いていらっしゃる方でもあまり変わりません。“
引用元 http://satoyumi.com/blog/15666.html
“やはり、子どもは基本的に女性が面倒を見るべきって、みんなが(私ですら)思っているんだなあってことがわかります。
最近、「女性美容師さんが子どもを生んでも安心して戻れる美容院を作りたい」「そのためにも、生む前にしっかりした売上をつけさせたい」とおっしゃる経営者の方とお話をするときは、よく、この話をします。
オーナー、それ、男性の美容師さんに対しても、同じことをおっしゃいますか? って。
もちろん、生むことは女性にしかできないし、産後の休養は必要だと思います。でもその先、頭のどこかで「仕事を調整するのは常に女性のほう」って、思っていませんか?
「夜、子どもの面倒を見るのは女性のほう」って思っていませんか?「そうか、思った以上に、先入観があるなあ」って。
そう感じることだけでも、女性が働きやすい世の中に、一歩前に進めるかもしれない。”
引用元http://satoyumi.com/blog/15666.html
普段なんの気なしで聞いてる時もありますよね。
仕事してる女性に、「お子さん、今日はご主人が見てるんですか?ご理解あるご主人ですね。」って言っても、
「今日は奥さんが、お子さん見てるんですか?ずいぶんご理解ある奥さんですね。」って言わないですよね。
なんの気なしで使ってる言葉だからこその、盲点と言いますか、先入観ですよね。
佐藤友美さんはライターで、いつも美容業界に鋭い目線でツッコミを下さる方でいつも記事や書籍なども読ませてもらってます。
参考になるんですよね。
今回のこういう女性に対する社会的地位を考えさせられる記事。美容業界だけでなく、サービス業なんかにも当てはまるのでは?と感じつつ。
ご興味ある方は貼り付けたリンクからどうぞ。
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