いや、これはつらい…
気になる記事を見つけたんですが…
これはつらい…
とある女子がパーマをかけたのですが、過去に縮毛矯正の履歴があり、髪の毛がチリチリになってしまって悲しすぎるという記事なんですが、あ、ちなみにボクの頭はわざとチリチリですので悲しんでなどいませんのでご心配なく。
縮毛矯正、ストレートパーマを施術している髪にパーマはハイリスクしかない。
申し上げておきます、縮毛矯正のように高熱により処理された髪の毛に対してのパーマは非常に難しいということ。
これは本当にダメージ具合、髪質、どれ位の頻度でetc……数限りないパターンがあるので一概に言えないのですが、熱ダメージにより、通常のパーマではかからない事が多く、逆にクセが戻り、バサバサになるだけのケースや、記事のようにボロボロに傷んでしまうなんてこともあります。
状況によってはお断りする事が多々。
確実に結果が良くないとわかっていて、ムリにかける事はしません。自ら担当した施術履歴ならまだしも、他店で縮毛矯正、どれぐらいの熱処理を行っているか、どれ位の頻度、薬剤を使用しているか不明な状態での施術はリスクしかありませんし、ムリに施術してお客様を逆に悲しませる結果となってしまう位ならお断りするか、説明をして、他の方向を提案させて頂くことになるかと思います。
例えば画像なんかを持ってきた場合、それが明らかにコテやなんかで巻いてる場合も多く、むしろパーマじゃ出ないよ、その質感。なんて話もありますからね…
かけれるとすればホット系パーマ(デジタルパーマ)。
縮毛矯正にパーマをかける場合、デジタルパーマのような熱処理系パーマが1番効果的ではあると思いますが、当店はございません。
※これはまた色々とこだわり、美容師としての意見etc……ありますので別の機会に。
ですから、まあ、「どうしてもかけたい。」と言った場合、そういったデジタルパーマ専門的な推しをしている所をご紹介、推薦ということもありますよね。
これはですね、技術だけでなく、お店の状況、機材、薬剤などによって様々でございますので一概に言えませんので担当美容師さんにまず相談されるのが良いでしょう。
ま、ぶっちゃけ、美容師さんによって意見が別れると思いますし、業界的に見ても課題なんですよこの縮毛矯正にパーマ問題。
もちろん叶えたい。
当然ながらお客様のご要望。全力で叶えたいのがもちろんなのですが、現実的な問題にぶち当たるのがこの、縮毛矯正、パーマ問題ですよね。
なので、ボクの場合縮毛矯正を提案する、場合はやはり将来的にパーマをかけるなどの可能性の有無だとか説明しますし、極力熱処理も最低限にするタイプの施術をさせて頂いております。
それでもパーマをかける場合に段階を踏んでの提案、施術になって行きますし、それも説明して納得頂いてのプランニングとなります。
今回記事の件は、なにやら担当した美容師側も説明不足、アフターフォローなどがしっかり行われていなそうな雰囲気…
カウンセリング含め、しっかりとやっていかねば思った次第であります…
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