いまつくっていくべき業界の姿とは。「サシノミ。」vol.11

呑んでは語り、語っては呑む。
美容師として、DJ、はたまた選曲家として。同業者、他業種のかた。ボクがただ、会いたい人とサシ呑むコーナー「サシノミ。」

お久しぶりでございます。のんでなかったわけではありません(笑)記念すべきvol.10を終え、ちょっと充電をしておりました。
最近「サシノミ。」書かないんですか?「サシノミ。」してないんですか?
なんてお声を頂戴しました。
ありがとうございます。そんなお声だけに後押しされ筆者は書いております。




さて、今夜のお相手。10回目を終え、いや次回は同業者。やっぱり美容師、美容に携わる方がいいなあ、と思慮しておりました。以前から何度かお酒の席でお話をさせて頂いたりしておりまして、その度に勉強させて頂いております、この方・・・



ZELE AVEDA 浦和店 店長 ユウミさま。
浦和で最も予約のとれない人気美容師のお1人。
髪を担当させて頂いた事もありまして、弱小なワタクシに時々プレッシャーをかけてくださるお方でございます。

激動する美容業界。二極化、人材不足、縮小していく大型店。
現在日本で美容室は約22万軒。そのうち9割が個人店、我がDECOHAIRのような小さい店舗であります。


そんななか、30名近い大型店の長であられるユウミさま。同世代であり、女性美容師のユウミさまは教育、これからの組織はどうお考えなのか。そんなことを少し聞いてみたいと思っておりました。




小型店からスタートした思い。


今でこそ大型商業施設に入り、浦和屈指の巨大店舗にお勤めのユウミさま。最初は小さい店舗からのスタートだったとお聞きしました。現在のPARCOに入られた時もスタッフが少人数で大変だったと。

現在ではグループ内売上トップを誇り、精力的にグループ内の他店舗の講習などにも出ていき、教育熱心なユウミさま。
お話を聞いていると、技術的な部分だけでなく、接客の方の勉強、教育にも力を入れている様子を伺えました。





終身雇用を目指したい。


まさにグループ組織の中核で働くユウミさま。
終身雇用を実現したいという思いを聞かせて頂きました。

美容業界は離職率の非常に高い業界でございます。美容学校を卒業しても、生き残る美容師は10%、40歳までで多くの美容師が辞めてしまうデータもあるほど。


永く、定年まで勤めれる環境、売れる美容師づくりの教育制度。独立支援制度etc..
小型店が出来ない、まさに現代求められる、入りたいサービス業、美容業界の理想モデルなのかも知れません。

働きたい、働きやすい魅力ある業界の姿をつくる。


これからの美容業界、サービス業の永遠のテーマかも知れません。

大きな、集団を牽引するお背中にいつも感服しておりまして、身近な同世代の美容師として、また、女性美容師として。
これからユウミさまがどんなお姿を見せて下さるのか。改めて楽しみに思うのであります。


思いは様々。同じ職業でも見つめているポイント、描いているモノは違く、そんなお話を聞くのはとても勉強になります。

美容師、サービス業の社会的地位を向上させる、そのためにはそこに働く人達の一人一人の意識からなのでは・・・そんな事を考えさせられた夜でありました。
ユウミさまありがとうございました。




あなたが今夜「サシノミ。」したい方は誰ですか?
それでは今回はこのへんで。




「サシノミ。」したお店はこちら。

ユウミさまがご活躍されている美容室の情報はこちら。

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