もう正直、時代錯誤なのでは･･･と思った話。
先日とあるお客様とこんな話をしてたんですよねー。
「面接される時って何を見るんですか？」
「やっぱり明るい印象だったりとか、きちんと挨拶出来るかとか、話出来るかとかですかねー。」
「じゃあちなみに髪の毛の色とかは？」「全く気にしないですねー（笑）」
だよなあ（笑）
と、そんな話しだったわけです。
とある某人気会社の採用担当だというお客様。つまり髪の毛を黒くしてきたりとかなんか見てないということ。
むしろカワイイんだったら茶色くていいんではと言う、その方のご意見（笑）むしろその方が面接としては好印象。
・もうムリに黒くするのやめれば･･･
これはもちろん美容師としてのボクの個人的意見ですけども、そもそももうヘアカラーを楽しんでいる女性の髪の毛を就活や、実習などの理由で黒くする。させる。という所になんの意味があるのかわからんわけです。
髪の毛が黒いから真面目だとか、髪の毛明るくしてるから悪そうとかもう思う人もいないでしょうしw
そもそも日本人のお肌の色からすると少し位茶色いほうが美肌に見えますからね。
・そもそも日本人の髪の毛の色明るくなってきてるしね。
茶色いんすよ。そもそも。日本人の髪は。自毛でも陽の光にあててごらんさい。茶色いから。なんなら今の20代くらいの女性はトーンが明るくなってきてるし、例えば親が外国人で元々髪の毛が明るく生まれてきてる場合は？とかね。
毎年女子大生なんかが、黒染めして下さい。なんて現れると、ちょっとなんなら時代錯誤感ハンパないなーって思う事例でして･･･
「髪の毛が黒くなくてはいけない職業とはいったい･･･」なんて思ってしまうのですよ。
もちろんご自分の価値観や、見せ方で、髪の毛を黒くしたり、暗くされたりヘアカラーの選択肢の一部として楽しまれるのは別の話ですよ。
・黒染め、黒染め戻しはめちゃくちゃ傷む。
おいおい、そんな事言ってもそれで稼いでる職業だろう？なんて言われそうですが、黒染め、そして黒染めを明るくするにはものすごく髪に負担がかかります。
必要なければやりたくないわけですよ。
黒い染料が髪に入ると中々抜けません。よってハイブリーチをフルパワーで使用せねばならなかったりetc..
・企業とかも付け加えてあげれば？
うちはそういうとこ見ないっすよー。って言ってあげる会社、企業が沢山増えないかなーなんて思ってしまうのです。
割と普段の格好で来てください。なんて会社もちらほら耳にします。普段の感じを見れた方がいいなんて言う人事担当のお客様もいましたしね。
ま、結局なにが言いたいかと申しますと･･･
美容師としては女性が美しくあるためにヘアカラーを自由に楽しんで欲しいと言う思いからくる発想でありまして、ヘアカラーを楽しんでいる女子大生が就活で一旦黒染め。なんてことがない世の中になればなあ。と、積年の思いなのであります。
面接、採用情報なんかに髪色自由とか書いてみれば･･･実は良い人材が集まるんでは･･･（笑）
0コメント