我が店がハードルの高い店になってないか気にしてみる。

先日、車椅子のお客様がいらっしゃいました。年配の女性のお客様で、ま、そのお嬢様が車椅子を押してご来店されたわけです。



事前にご予約も頂いておりましたし、車椅子である事、そういう状態での来店、施術は可能かと問われましたので、対応させて頂きますとお答えしました。


お客様自体気を使って頂き、なるべくボクの手が空いてる時間帯でとの事で、予約を承ったわけです。



施術内容もシャンプー、カットでしたので、シャンプーはギリギリまで車椅子で移動して頂き、その後カットは、元々あるセット面の椅子をどかし、その位置に車椅子のまま入って頂き、カットして仕上げと、
一応お客様にはストレスなく過ごせて頂けたかなと・・・

お客様もお連れのお嬢様も喜んで頂きました。



ま、こんな事があってこちら側としてはふっと気になったのは・・・

お客様がだいぶ気を使ってること。

うちの店、利用するのにあたってハードル高いって思われてない?



ってこと。

今回のお客様の場合は車椅子でしたし、うちの店は店内入って頂けると、一応段差のない店内になってますし、事前に見に来たとおっしゃってました。
まあ、お客様の方も下調べしますよね。



先日、美容師の友人が、子連れでベビーカーで飲食店に行って、あまりにの冷たい対応でげんなりしたという話を聞きました。




小さいお子様、お子様連れの利用者、ベビーカーと一緒になどなど。

美容室もそうですけど、やはり地域に密着してビジネスをしてるわけで、お子様連れ、もしくは小さいお子様のお客様の場合も、事前に髪を切りに来たお母様のお客様によく質問されたりします。

恐らく少なからず不便な思いをしたり、お店の雰囲気を見て迷惑をかけたら嫌だなとか、以前経験として不快なことがあったりしたからかなと。


子供はカットしてもらえますか? 子供を連れて行っても大丈夫ですか?

DECOHAIRの場合、待合に過ごせるようなデーブルと椅子、ベビーカーもおけるくらいのスペースは確保しています。
もちろん当店もものすごく広いお店ではないので限界ありますが。


こういう時に気をつけなければいけないのは中途半端な対応をしない。


ということ。
良く聞くのがお子様連れもOK的な記載、ベビーカーなどで来ても大丈夫的な記載があった。もしくは事前に問い合わせても大丈夫と言われたのに、対応してもらえなかった、やんわり断わってる雰囲気を醸し出されたなどなど、中途半端な対応で逆にお客様を困らてしまうのが1番してはいけないかなと思っています。



子供をカットをしてもらえますか?
子供連れて来ても大丈夫ですか?

と聞かれた場合、ボクは何歳か、1人で席に座れるか否か、飲食店などお家以外の空間に行った時の様子はどうか、などなど事前に聞いた上で、じゃあちょっとチャレンジするつもりで、遊びに連れて来てみて下さい。と、状況を明確にした上で判断させて頂いてます。


そして事前にご予約ご連絡を。と。


お子様カットについてはこんな記事書いております。

結局のところ、心苦しいんですがお客様に気を使って頂く事実としては変わらないんですが、なるべくこちら側がそれを一緒に背負う。と言いますか、お互い押し付けすぎない信頼関係を築く。というのが大事なのかなあと考えたりする昨今なのです。



いろんな状況のお客様がいるわけでして、今回のように、車椅子でもうちを利用したい。そう思って頂いたお客様にどれくらいいの事がしてあげれるか。
そして状況において出来ないこともありますし、きちんとそれを事前に説明したり、こちらも把握し、お客様にもご理解頂くということ。


行きたいけど、行きずらい。ハードル高い店にならないように日々工夫したり、見直したりしなきゃなあー。

うちの店の前の、この段差。これも年配の方々には嫌がられるんですよ。たった1段だけど。
気づいたら、すっと手を貸して上げる対応を見せたいですよね。

ではでは、サービス業、接客、飲食業あるあるじゃないでしょうか?

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