真っ白い髪を黒く染めさせる国、ニッポンは人種差別大国?

真っ白な髪、黒くするべき? バイト落ち続け就活でも壁に アルビノの女性が出した答え。


いやあ本当に胸が痛い記事です。以前から何度もこういった記事をご紹介しておりますが、地毛が明るいというレベルでなはなく、病気で髪や肌が白くなってしまう疾患もあります、アルビノ。メラニン色素をつくる機能がうまく働かない病気です。ですから当然髪も白く、体毛もそうです。それが生まれつきとなると小さい時から周りに色んな差別に近いこともあったかもしれません。
特に周りとは違うことを嫌う日本人ならなおさらでしょう。

“「周りの友人たちがアルバイトを始めました。私も何社か応募したのですが、すべて不採用でした。ある採用担当者には、バックヤードに連れて行かれ、『あなたの髪の毛が生まれつき白いことはわかりました。だけど、募集しているのは接客業で、仕事中にお客さんにいちいち説明することはできないでしょう』と言われました」”
就職活動で髪を黒くするのは当然。未だにそんな事が多い状況の日本。先日もとある自毛の明るい高校生が黒髪を強要され、染毛剤によってかぶれてしまってもなお、強要したという学校がありました。
これから外国人が増えていくことになる日本です。受け皿であるべき日本が、髪の毛は黒く。なんてもはや鎖国みたいな状態と変わらないのでは?と思ってしまいます。

”「アルビノの人が髪を黒く染めるかどうかは、本人の意思が何より大事だと考えています。だから就職活動のために染めるアルビノの子がいても私は否定しません。自分の精神安定のために黒く染める人もいます」
 「一方で、髪の白さが自分らしさだと考えて染めない人もいるし、染めることは自傷行為だと考える人さえいます。少なくとも、社会が『黒く染めろ』と強制するものではないと考えています」”
まさに突き刺さる言葉。
自分の意思ではなく、地毛の色を変える。
昨今パワハラやブラック企業だなんだと騒ぐニュースが多いわけですけど、そもそも人として日本人は狭い感覚で生きているんではないかと思わさせれますね。

もっとヘアカラーを自由に楽しんでもらいたい。


美容師はそんな思いがあります。そういった背景からすると、とても悲しい記事ですし、こういった現実を皆様に知っていた抱きたいなあと思う次第です。
皆様はどうお考えでしょうか。

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