オーガニックってホント?有名ヘアケアブランドが成分表示間違いで自主回収。

こういう話は美容業界でも当然起こるだろうなあ、なんて思ってたんですが、有名ヘアケアブランド。ジョンマスターオーガニックのシャンプー、トリートメントが成分表示とは違う成分を使用していたというニュースが話題になっています。
”ジョンマスターオーガニックグループは、自社の販売するシャンプーやコンディショナー、化粧水等の製品で成分表示に誤りがあったとして、9月21日から対象商品の自主回収を進めている。しかし、誤りとされた成分表示と正しい成分表示とを見比べた人たちからは、その内容の余りの差異に動揺の声が上がっている。“

ま、イメージしてしまうのは「偽装」とかいう言葉。ジョンマスターオーガニックグループからすれば、成分が発売当初の成分と違うものの、もちろん認可されているきちっとした成分を使っているという所はハッキリとさせておきたいようですね。



“このたび、弊社が製造販売しておりますヘアケア及びスキンケア製品のラベルに、一部成分表示の不備があったことが判明いたしました。つきましては、当該製品の自主回収を行いますのでお知らせいたします。当該製品の自主回収により、お客様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
表示に不備があった成分は、いずれも厚生労働省が定める化粧品基準を満たす成分であり、化粧品への配合が認められた、一般的なヘアケア及びスキンケア製品にも使用されている成分になります。また、これまでに本件に起因する健康被害の発生報告はございません。なお、既に製造を終了している製品の一部にも同様の表示の問題が確認されたため、これらの製品についても自主回収の対象とさせていただきます。”
引用元http://www.jmo-group.jp/s/announcement/201709.html





・オーガニック系商品には誤解がおおいです。

オーガニック、という言葉実際一人歩きしてるなあ、と思います。DECOHAIRでもオーガニック系のヘアケア商品は取り扱いをしております。
厳選された原材料だけでなく、製品する環境など、色んな要素を含めてオーガニックという言葉をうたっています。
しかし、オーガニック指定成分が少量入っているだけでも、オーガニックと言ってしまっている製品も中にはありますので、安易にオーガニックとしてしまうのはいかがなもんかとも思っております。
イタリアを中心に、ヨーロッパなどはオーガニック製品と定める厳しい審査を設けている国も最近は多くなってきました。
そういったきちんとしたオーガニック認証などを受けている商品を選ぶのも基準の一つではないでしょうか。


ま、なにはともあれ、今はこう言った表示違い、使っている原材料に、問題がある、もしくは使っていない偽装などなど、デリケートになっていますので、きちんとした知識を付けるのと同時に、情報に左右され過ぎないリテラシーも持ちあわせていきたいですね。
もちろん業界としてはあってはいけないですね。

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