シャンプーから見る将来性。
「ここのお店のシャンプーはとても丁寧ですね。」
先日そんなお言葉をお客様から頂きました。
お褒めの言葉ですから、アシスタント達も素直にうれしい言葉ですし、モチベーションにもなりますよね。
もちろん先輩としても後輩の仕事がお客様に評価されることはうれしいのです。
ただふと...んー...と思ったのは、そのお客様が以前に行かれていたお店がボクの勤めていた所だったこと。
シャンプー、雑になってんじゃないの?
ふと頭によぎります。
うちのお店がシャンプーとても丁寧、上手。など褒めて頂くのはとても光栄なのですが、本来シャンプーと言う仕事は、クオリティーをきちんと保たなければいけない基本中の基本であり、常にお客様に喜んで頂こうという、美容師、サービス業として姿勢が現れる仕事なのでは、と思っています。
より心地よく、かゆい所に手が届くというような、その方を喜ばせたい。
技術的な探究を怠ってはいけないのです。それはこの根本的なシャンプーのような技術に現れるものだと。
ですから以前勤めていた店の技術のクオリティー落ちてんじゃないかなあ。なんて、心配という訳では無いのですが、気になってしまいました。
もちろん自分は退店した身ですし、とやかく言う身分ではないのは重々承知しているのですが。ちょっと悲しいですよね。
シャンプーで喜ばせれなきゃ、髪なんか切れないよ。
うちのアシスタント達にはそう言っています。
基本中の基本、シャンプーのような仕事でお客様を喜ばせる事が出来なければ、これから成長していき、髪を担当することになってもまともにお客様を笑顔に出来ないんではないかと思ってしまいます。
技術というのは向上して行こうとしなければ、絶対に落ちていきます。そんなもんだと自分も感じています。
だからこそ基本。基本こそ大切にしなければと思いますよね。美容師にとってはそれが、シャンプーや、ワインディングにあたるのかなと。
常にお客様のためにを忘れたくないですね。
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